医療用心電計のパット接続センサーケーブルは、人体に直接接触するため、他の用途に比べて高い安全性や柔軟性が要求されます。また微少電流(信号)を正確に伝送するために極細線であっても、一定のシールド特性が必要とされるのも言うまでもありません。
当社は10数年前よりアメリカの医療機器メーカーの厳しい要求スペック(FDA基準準拠)に対して、肌に触れるシースに当時は一般的でなかったリードフリー(脱鉛)・低硬度のシース材を開発・使用、また高柔軟性実現のためには導体に50ミクロンの素線を採用する等独自技術により対応。その先進的な取り組みと安定した量産(製造)技術水準は高い評価を得ています。
[参考構造図]
(注1) 参考図の他に心線数についてはバリエーション有り。
(注2) 参考図の他に導体・シールド素材にSNCC(スズ合金銅)採用のスペックも有り。
(注3) 詳細については当社電線事業部にお問い合わせ下さい。
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