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阪神電線株式会社 沿革

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阪神電線株式会社 海外関連会社


阪神電線株式会社 海外関連会社

 日本においても特に'90年代初頭以降顕著となった電子・電気機器セットメーカーの「国内生産から最適地生産」へのシフトは、今や後戻りできない大きな流れとなり加速度を増して進展しています。

 当社ではセットメーカー各社の「最適地生産にともなうプロキュアメントの最適地調達」のニーズに対応するため、1992年にはいち早くインドネシアの日系ワイヤーメーカーP.T.EWINDO(ピーティーエーウインド)に資本参加並びに技術提携(部門経営者として当社幹部派遣)。『P.T.EWINDO Wire Harness Division(ハーネスデビジョン)』を立ち上げ、マレーシア・インドネシアエリアのセットメーカー各社へのワイヤーハーネス供給をスタートさせました。2008年10月には、P.T. EWINDOとの前述の15年間に渡るパートナーシップを円満解消、インドネシアジャカルタ近郊のプルワカルタ市に当社の独資法人『Indonesia Hanshin Electric Wire & Cable』を設立し稼働をスタートさせております。

 さらに1996年12月、上海市において、当社100%出資の上海阪神電線有限公司を設立。当公司は、兵庫県加古川市の電線事業部加古川工場が当社の電線ケーブルの主力工場であるのに対して、ワイヤーハーネス・ケーブルASS'Yの自社主力工場としての位置付けのもと、急速な業容拡大と生産ラインナップの充実をはかっております。上海阪神電線では、アウト〜アウトの行き届いた対応は当然のことながら、上海〜日本の地理的利便性も最大限に活用、当社ハーネス事業部との密接な連携のもと、特に日本国内のお客様のプロキュアメントシステム(SCM等)にも万全の対応を行い高い評価を得ています。今後も上海阪神電線は、メイドインジャパンを上回る技術とQCDSによって海外ASS'Y拠点の『新たなスタンダード』を目指します。加えて2006年1月、当社の中国2番目の生産拠点として中国浙江省余杭市に日本阪神電線60%の出資比率にて現地ローカル企業との合併会社を設立、杭州エリアの供給対応をスタートしました。

 また2003年10月には、中国華南エリアのお客様に対する対応拠点として「Hanshin Electric Wire & Cable Hong Kong Office」を香港に開設。現地顧客ニーズに、より密着した観点から、最適な営業・サービスのソリューションを創造、提供しています。
 
 
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